高校野球の強豪校OBでプロ野球チームを組んでみた! 大阪桐蔭編 (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • 大友良行、小内慎司、岡沢克郎●撮影 photo by Ohtomo Yoshiyuki,Kouchi Shinji,Okazawa Katsuro


【キャッチャー】 
ここなら正捕手。高校時代の中田の女房役
◆岡田 雅利(西武)

 高校3年時に、当時エースだった同級生の中田翔とバッテリーを組む。春のセンバツには出場したが、夏は大阪大会の決勝で涙をのんだ。その後、社会人野球を経て2013年のドラフト6位で西武に入団。打撃の調子は上がらないものの、今季は後輩の森友哉が負傷離脱中に、炭谷銀仁朗に次ぐ第2捕手の座を射止めた。

【ファースト】
勝負強さで打点を荒稼ぎ。FA移籍はあるか
中田 翔(日本ハム)

 大阪桐蔭では高校1年から5番レギュラーとして活躍し、高校通算87本塁打を放った"怪物"。今季は、WBCの影響もあって極度の不振に陥り、金に染めた髪とヒゲは大不評と散々。しかし、3年連続で100打点をクリアした勝負強さは心強く、ファーストでゴールデングラブ賞に輝いた守備でも投手を助ける。

本塁打を量産しただけでなく、エースも担っていた中田本塁打を量産しただけでなく、エースも担っていた中田

【セカンド】   
豪快なスイングで長打を量産するキャプテン
浅村 栄斗(西武)

 2016年に3年ぶりの3割を達成。24本のホームランを放つなど、ベストナインに選出された。送球難が課題でファーストを守っていたが、セカンドに本格転向した後は徐々に安定してきている。今季は、自由奔放な性格から「絶対に向いていない」とも言われていた、野球人生初のキャプテンを無事に全うした。

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