2017.09.15

山﨑武司が打撃理論でみる
「夏の甲子園、ドラフト候補7人」の将来性

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • 大友良行、岡沢克郎●写真 photo by Ohtomo Yoshiyuki、Okazawa Katsuro

本塁打こそ出なかったが、甲子園では2試合で9打数6安打と大当たりの二松学舎大付・永井敦士

永井敦士(二松学舎大付高/右投右打/外野手)

厚みのある見た目通り、振る力を感じる右打者です。グリップに左手の小指を掛けて、ヘッドをクイッと入れて強く捉えるタイプ。上・下半身のアクションはロスが少なく、手も器用な打者なので率を残せる下地はあります。ただ、このバットの使い方でさらに踏み込んで打つので、インコースの速い球に詰まりがち。あと、投球に対して出遅れ気味なのも気になります。テークバックでバットを引いた際、足を上げているのですが、ただ上げて下ろすだけに見えます。前へ打ちにいきつつ、軸足でグーッと我慢する待ち方を覚えたいですね。