山本昌が「センバツで光った
10人のエースたち」をレジェンド診断

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • 大友良行●写真 photo by Ohtomo Yoshiyuki

センバツで自己最速となる148キロをマークした秀岳館・川端健斗センバツで自己最速となる148キロをマークした秀岳館・川端健斗川端健斗(秀岳館/175cm・70kg/左投左打)

面白い特徴を持った、すごくいいサウスポーですね。立ち身で投げるタイプで、カーブの変化が大きい。しかもリリースポイントが高いし、ストレートは速いし、カーブの落差はあるしで、高校生では打つことが難しい投手でしょう。ただ、こういうフォームは体重移動が少ない。今後は体重移動をして、流れの中で肩がしっかり回せるようになれば、もっといいボールがいくはずです。また、体重移動することで体がストライクゾーンに向かっていきますから、今よりコントロールも安定するでしょう。

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