山﨑武司が「センバツ11人の強打者」を診断。プロ級の逸材はいるか？ (10ページ目)

勝負強いバッティングが魅力の早実の４番・野村大樹野村大樹（早稲田実業２年／172cm・81kg／右投右打／三塁手）

３番打者の清宮くんに続いて４番を任されている２年生打者ですね。野村くんも清宮くんと一緒でベースに寄っていくような打ち方ですが、彼のいいところはトップで前肩が内側に入り込むことなく止められること。体の上下動は大きいものの、ボールもしっかりと見えるし、センターからライト方向に大きな当たりが打てるタイプです。清宮くん同様にインコースのさばきに苦労しそうですが、将来プロで活躍できるだけの力を持った打者だと思います。