決勝進出率なんと4割超。
「幸運の大会6日目」を勝った4校に注目

  • 中村計●文 text by Nakamura Kei
  • 大友良行●写真 photo by Ohtomo Yoshiyuki

「落ち着ける感じはありますね。各地区のレベルもじっくり見られるし、客観的に試合ができる。こっちにきてからは毎日、練習は2時間程度ですから、地方大会からの疲れもちょうど取れた頃でした」

 秀岳館はこの春のセンバツでベスト4入りするなど、優勝候補の一角に挙げられている。くじ運も味方につけたことで、決勝進出の可能性はぐんと高まった。

 北海、秀岳館以外に6日目の初戦を突破したチームは、福島大会10連覇中の聖光学院と、栃木大会6連覇中の作新学院。いずれも決勝まで進出する力を持った強豪校だ。

 今年の夏も、甲子園の女神から愛されている「6日目勢」は要マークだ。

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