2016.08.07

クラーク国際ってどんなチーム? 通信制高校が夏の甲子園に初登場

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • 長壁明●撮影 photo by Osakabe Akira

 そして、ひとつ疑問が浮かんでくる。「甲子園の応援はどうするのだろう?」と。山口キャンパス長に聞いてみた。

「全国のキャンパスから応援に来られる方を募集しまして、生徒、教員、保護者、野球部関係者などが2000名ほど甲子園に来る予定です。楽器演奏は、同じ学校法人グループの環太平洋大学(岡山)のマーチングバンドに来ていただきます」

 なお、今夏の甲子園に出場する創志学園(岡山)も同じ学校法人であり、同じく環太平洋大のマーチングバンド部が応援に駆けつけるという。環太平洋大のマーチングバンド部は全国でも指折りの腕前を持つ。もし初戦からクラーク国際と創志学園が対戦した場合は、マーチングバンドを2つに分けて両校とも応援してもらうよう働きかける予定だった。だが、幸い組み合わせ抽選会の結果、両校が初戦で対戦することは回避された。

 クラーク国際の初戦は大会6日目の8月12日。相手は戦後最長となる10年連続で甲子園に出場している聖光学院(福島)に決まった。

「同窓」と言うにはあまりに広すぎるが、全国の生徒たちや学校関係者、そして北海道の小さな集落である納内町の人々の応援を受けて、クラーク国際の初めての甲子園が始まろうとしている。

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