【新車のツボ121】ダイハツ・コペン、どんどん自分好みに変えられるクルマ

  • 佐野弘宗+Sano Hiromune+●取材・文・写真 text&photo by

 現在の軽自動車(以下、軽)には"三大軽スポーツ"とでも呼ぶべき、マニアも認める3台が存在する。そのうちの2台は、この連載でもすでにご紹介した。ホンダS660(第103回参照)とスズキのアルト・ターボRS(第99回参照)だ。ちなみに、アルトにはその後、よりゴリゴリの体育会系テイストに高めた"アルト・ワークス"も追加された。

 そんな三大軽スポーツで今まで取り上げてこなかった最後の1台が、今回のダイハツ・コペンである。

  
 現在のコペンは一昨年秋に発売された2世代目で、それ以前の初代モデルは2002年から2012年まで約10年間生産された。初代コペンの現役当時、軽といえば実用的なハイトワゴン一辺倒。当時はS660もアルトのスポーツモデルも存在せず、軽スポーツ冬の時代を、コペンはひとりで支えてきたのだ。

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