柿谷曜一朗が、今の自分を「カッコいい」と言い切る根拠とは?

 2014年、サッカー界はいよいよW杯モードに突入。6月のW杯に向けて、選手たちのモチベーションも相当上がってきていることでしょう。今回のテーマは、W杯ブラジル大会での活躍が期待されているセレッソ大阪の柿谷曜一朗選手です。

photo by Murakami Shogophoto by Murakami Shogo 誠に勝手ながら、お会いする前に私が柿谷選手に抱いていたイメージは「我が道を行く」タイプ。

 それが、実際に話してみると、聞いたことに関しては雄弁にお話ししてくれるのですが、実は人見知りなのかも?と思ってしまうほど繊細で、とても周囲に気をつかう礼儀正しい青年。インタビューをしたのは和室だったのですが、最初、正座をしようとするので、「脚を崩してリラックスして下さい」というやりとりがあったほどです。

 普段プレーしている姿はとても頼もしく堂々としているのですが、ピッチを離れるとまだ少年っぽくもあり、照れ屋さんで謙虚。素のままの「人間味」を感じさせる23歳でした。

 取材日に柿谷選手は、スーツ姿でビシッと決めた装い。それは「日本代表に選ばれるようになって、見られる立場になったということを意識するようになったので、ちょっと背伸びをしてこういう服装を選んだ」そうです。サッカー界で確実に存在感を増している自分の立ち位置を、きちんと理解して行動しているのだと意識の高さを感じました。

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