ファイナル3連覇へ。羽生結弦のコンディションを現地レポート

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 能登直●写真 photo by Noto Sunao

「実際に滑ってみたら自分が好きな氷でしたし、去年と同様に滑っていて気持ちのいいリンクだったので安心しました。『このリンクで滑れて幸せ』というのはあります。練習と試合は別物ですけど、その別物の舞台で練習の成果を見せることができて、気持ちよく滑れればいいなと思っています」

 12月7日に21歳になり、最高得点を記録したこともあって、他の選手から「おめでとう」と声をかけられていた羽生。「みんなうれしそうな顔をしていながらも、(これから試合があるので)ピリピリした空気も出ていました」と笑う。

 そんな雰囲気を楽しみながら、いつもと同じような平常心で、普通の大会として臨みたい。羽生はそんな心の準備もできているようだ。

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