【NBA】スコッティ・ピッペンがキレてファンの前歯を折る

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿94

 1990年代、ブルズ3連覇の中心選手として活躍し、現在はブルズの社長兼COO(最高執行責任者)を務めているスコッティ・ピッペン(47歳)が、ファンに暴行を加える事件を起こした。

 事件が起きたのは、ロサンゼルス郊外にある高級日本料理店。家族と料理を楽しんでいたピッペンは、食事中にもかかわらず勝手に写真を撮る男性ファンに憤りを感じていたという。そして食事を終え、店をあとにしようとすると、その男性が写真を撮りながらサインをねだってきた。そこでピッペンは口論となり、男性の顔面を殴って、さらに地面に倒れても数発の蹴りを見舞ったとのこと。

 救急車で運ばれた男性は、前歯を数本折られ、背中にも負傷を負ったという。ピッペンは事件後に自ら警察に出頭。事情聴取を受けたのち、釈放された。複数の目撃者によると、酔っ払っていた男性ファンが、ピッペンに人種差別的な言葉を投げかけていたと証言している。

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