ボディアップした坂口佳穂。ビーチバレー開幕戦は手応え十分

  • 小崎仁久●文 text by Kosaki Yoshihisa
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 ビーチバレーボールの今季ツアー初戦、『ジャパンビーチバレーボールツアー2016東京大会/マイナビシリーズ』(5月3日~5日)が東京・お台場で開催された。
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 注目の坂口佳穂(20歳)は、今季からペアを組む鈴木悠佳子(28歳)とともに奮闘したが、予選プール戦()で1勝1敗。プールDの2位となり、念願の決勝トーナメント進出は叶わなかった。
※3チーム×4プールに分かれてのリーグ戦。A~Dの各プール1位のみ、決勝トーナメントに進出できる。

2016年シーズン初戦に挑んだ坂口佳穂2016年シーズン初戦に挑んだ坂口佳穂 初日に行なわれた第1試合は、坂口が「自分たちのリズムを崩さずにプレーできた」と語ったとおり、第1セットからゲームを支配。坂口がいきなりストレートへのスパイクポイントを決めると、172cmの坂口、178cmの鈴木の高さを生かして「とにかく打っていく」というプランで、スパイクとサーブで積極的に攻めていった。

 ディフェンス面でも、坂口のブロックと鈴木のレシーブが光った。粘りを身上とする相手を上回るしぶといプレーを見せて、第1セットを奪取した。

 続く第2セットは落としたものの、ファイナルセットでは再び主導権を取り戻して、最後は坂口がスパイクを決めてゲームセット。シーズン初戦を見事勝利で飾った。坂口が語る。

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