祝リオ出場。元選手・じゅんいちダビッドソンが語る「水球あるある」 (2ページ目)

  • photo by Murakami Shogo

――当時、最も印象に残っているエピソード、一番苦しかった練習は?

「うちの高校は屋外にプールがあったんですが、真冬でもウェットスーツを着て外で練習させられていました。一度、パスの練習をしている相手の頭に雪が積もっていたことがあります(笑)」

――そんな厳しい水球競技の経験は、今の芸に生かされているのでしょうか?

「あまり世に出てないですが......単独ライブなどで、水球の格好をして水球漫談というのをやっています(笑)」

――ちなみに、「水球あるある」を3つ挙げるとしたらどんなことでしょう?

「 "他のボールスポーツをやった時に片手でキャッチしたがる" "合宿で夜中に目が覚めると何人かシュートフェイクの動きをしている" " 全国的に掛け声が変" の3つですかね」

――じゅんいちさんは、リオ五輪の期間はもちろん現地に応援に行きますよね?

「もちろん!応援隊長として行きたいですね!ついでにサッカーのオーバーエイジ枠で出てやろうかと思ってますね(笑)」

――サッカーはまだまだアジア予選が......。ところで、ふだん水球を見る機会はなかなかありませんが、観戦で楽しむポイントは?

「水球の試合はやたらと笛が鳴るので、フリースローのファールがなぜ取られているかだけでも、理解すればだいぶ楽しめると思います」

―― 最後になりますが、ポセイドンジャパンの「のびしろ」はどのあたりにあるでしょうか?

「僕自身、プレーからだいぶ離れているので難しいですが、新しい戦術で五輪出場が決まったとニュースで読みました。大切なのは、そのクオリティーをさらに上げることかと思います。日本人ならではの頭脳的な戦略で、フィジカルでは負けるチームにも勝ってほしいですね。失うものはないですから全力でいけばいい!そういう意味ではのびしろだらけですねー!」

リオデジャネイロ五輪・関連記事一覧>

2 / 2

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る