【NBA】浪人中なのに息子のために誕生日会850万円也

  • 三尾圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿191

 ミシガン州立大学時代のシャノン・ブラウン(29歳)は、大学屈指の攻撃的ガードとして有望視された存在だった。2006年のドラフトでは1巡目全体25位でクリーブランド・キャブスに入団。序盤こそ得点力を発揮したものの、ひざの故障でシーズンを棒に振り、その後はチームを転々とすることになった。2014年8月には、自身8チーム目となるマイアミ・ヒートと契約。だが、わずか3カ月で解雇となり、その後はどのチームにも所属していない。いわゆる、浪人中の身、である。

 ブラウンの妻は、グラミー賞歌手のモニカ(34歳)だ。1990年代に出したシングルはヒットチャート『ビルボード』で13週連続1位をマークし、250万枚以上を売り上げるなど、まさにスーパースターである。そんなモニカとブラウンの息子が10歳になった。そこでブラウンは7万ドル(約850万円)の大金を費やして、盛大な誕生日会を企画したという。

 その内容とは、ジョージア水族館を貸し切るというもの。実はその10歳の息子は、モニカが以前に交際していたラッパーのロッコ(35歳)との間にもうけた子どもで、つまりブラウンは継父となる。いまだ次の所属チームは決まっていないが、継子のために奮発したようだ。ただ、7万ドルの出所は浪人生活中のブラウンなのか、印税生活中のモニカなのか、定かではない......。

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