【NBA】30億円の右手をライオンに差し出したコービー・ブライアント

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿125

 昨シーズン終盤の4月12日、ゴールデンステート・ウォリアーズ戦で左アキレス腱を断裂したロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアント(35歳)。現在、一刻も早い復帰を目指してリハビリに励んでいる毎日だが、スケジュールの合間に行なったコマーシャル撮影で、関係者をハラハラさせる出来事を起こしていた。

 1996年のデビューからプロ生活17年間、利き手の右手から放たれるミラクルシュートで、NBA最高額となる年俸3045万ドル(約30億2000万円)を稼いでいるコービー。復活を目指すレイカーズにとって、コービーの生命線でもある右手は、何よりも大切な箇所だ。しかし、コービーはその右手を、なんCM撮影のために用意したライオンの口の前に突き出したのである。

 このライオンは、トルコ航空の新作CMのために撮影スタッフが手配したもの。檻に入っているとはいえ、ライオンの前に手を差し出すのはあまりにも無謀な行為だ。しかしコービーは、檻の中に手を入れて、ライオンの頭を撫でたのである。なぜ、コービーがそのような行動を起こしたかは不明とのこと。

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