【MLB】D・ジーターがタンパ空港にレストランを出した意図

  • 三尾圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿182

 昨シーズンかぎりで現役生活に別れを告げ、ピンストライプのユニフォームを脱いだ元ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーター(40歳)。約12億円もの年俸は失うものの、複数の不動産を所有するほか(アメスポ事件簿8「ジーターの高級マンション、12億4000万円也」参照)、テレビコマーシャルでの収入や株式投資の運用益などを含めると、総資産は500億円にのぼると言われている。

 そんな潤沢な自己資金を保有しているジーターは、引退後もさまざまなビジネスに手を広げているようだ。まず、今年中にはフロリダ州のタンパ国際空港内にレストランをオープンさせるという。このレストランは「スポーツバー」ではなく、高級志向の顧客をターゲットとした「スポーツ・ラウンジ」になるとのこと。ジーターはすでに空港側にビジネス契約書を提出しており、あとはGOサインを待つのみ。

 そもそも、タンパという街はヤンキースのキャンプ地として有名で、ジーターも豪邸を構えている。つながりの深い街ということもあり、「タンパベイ・レイズを買収するのでは?」というウワサは後を絶たない。レストランの開店は、レイズの球団オーナーになるための足がかりか?

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