【競馬】デビューが待ち遠しい、ジェンティルドンナの弟 (2ページ目)
「どうしても体質が弱いので、一度休ませることにしたようです。本当は、そのままデビューを目指して調整したかったみたいですが、馬の体調を優先したんでしょうね。あくまでも馬の体調次第ですが、石坂調教師は『長期の休養ではなく、早めにトレセンに戻す予定』と話しているので、そう遠くはない日にデビューは迎えられると思いますけど」
本来なら、来春のGIレースに向けて、すぐに期待馬をデビューさせたい時期。そのタイミングであえて「放牧」という判断を下した背景には、同馬が抱えている体質の弱さがあったようだ。
とはいえ、サラブレッドにとって、今は成長期。馬本位の調整をしていく中で、体がしっかりしてくる可能性もある。無理をしなかったことが、先々に大きな"成果"をもたらしてくれるかもしれない。
第一、レゲンデは屈指の血統の持ち主で、卓越した素質を秘めていることは間違いない。じっくりと鍛錬を重ねることで、偉大な姉に続くような活躍が見込めるかもしれない。今は焦らず、世代屈指の"エリート"の動向を見守っていきたい。
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