【今日は何の日?】安藤勝己騎手がJRA通算1000勝

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
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2007年には歴代最多タイとなるGI年間6勝を記録するなど、JRA移籍後も輝かしい実績を残している安藤勝己騎手。2007年には歴代最多タイとなるGI年間6勝を記録するなど、JRA移籍後も輝かしい実績を残している安藤勝己騎手。【2010年1月30日】
史上初めて地方と中央の両方で達成した快挙

 1976年に地方競馬の笠松競馬場でデビューした安藤勝己騎手。デビュー3年目で笠松のリーディングジョッキーになると、以来、トップの座に君臨。中央競馬(JRA)でアイドルホースとなったオグリキャップの笠松時代の主戦騎手も務めた。

 JRAのレースに初めて騎乗したのは、1980年だった。地方競馬騎手招待競走でヤマニンスキーに騎乗して初勝利を飾った。それから十数年後、JRAでも指定交流レースが増設されて地方馬の参戦が増えると、JRAでの騎乗機会も増して数多くの勝利を飾った。

 そして2002年、JRAの騎手試験に合格した安藤は、2003年から中央競馬に移籍。同年、高松宮記念(ビリーヴ)で初のGI制覇を果たした。その後もクラシックをはじめ、数々のGIタイトルを獲得するとともに、毎年勝ち星を積み重ね、移籍して8年目のシーズンを迎えたばかりのこの日、通算1000勝を記録した。地方競馬(通算3299勝)と中央競馬、両方の1000勝達成は、史上初の快挙だった。

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