【1995年12月19日】
日本人には不可能といわれた階級を初めて制覇
身長186センチと体格に恵まれた竹原慎二は、デビューから無敵の強さを誇り、プロ生活1年5ヵ月で日本ミドル級チャンピオンとなった。連勝街道は止まるところを知らず、1993年には東洋太平洋ミドル級王座も獲得。無敗のまま、24戦目で念願の世界タイトルマッチに挑戦することとなった。
しかし戦前の予想は、WBA世界ミドル級王者ホルヘ・カストロ(アルゼンチン)の圧倒的有利。100戦を超える経験に加え、プロで1度しかダウンしていないチャンピオンに勝てるとは、ボクシング関係者も信じていなかった。だが、竹原はそんな声を一蹴する。序盤からハードパンチを何度もヒットさせ、3回にはついに左ボディブローでダウンを奪ったのである。その後も壮絶な打ち合いを繰り広げ、試合は判定に。結果、竹原がカストロを3-0で下し、日本人初の世界ミドル級王者に輝いた。
その後、竹原は初の防衛戦で敗北を喫し、再起に賭けるも、網膜剥離が判明。24歳で惜しまれながら引退を余儀なくされ、タレントへと転身した。戦績は、25戦24勝18KO1敗。現在も、竹原以外で世界ミドル級王者になった日本人は誕生していない。




















![プレゼント・イベント情報などをメールでお届け! Sportiva 会員登録はこちら [登録無料]](/shared/images/bnr_aside_registration.jpg)

