【2000年8月24日】
K-1創世記を支えた”鉄人”の早すぎる死
享年35歳。あまりにも突然の若すぎる死に、ファンのショックは大きかった。死因は、急性前骨髄球性白血病。10万人に数人しか発症しない、稀(まれ)な病気だった。8月上旬から体調を崩していたアンディ・フグは、10月のK-1ワールドGP福岡大会に出場するため来日。8月19日、日本医科大学付属病院で血液検査を行なった。その結果、病名が判明し、そのまま入院することとなる。周囲に心配を掛けることを嫌い、アンディは家族にすら内緒にし、試合に復帰する決意も示していた。しかし、24日午前、容態が急変。14時過ぎに危篤を知らせる緊急記者会見が開かれ、そのわずか4時間後の18時21分、ファンの願いも虚しく、アンディは静かに息を引き取った。
ファイターとしては小柄(180cm)ながら、何度KOされてもリベンジマッチで逆転勝利を手にした不屈の闘志に、観客はいつも魅了された。得意のかかと落としを武器に、1996年にはK-1ワールドGPを制覇。ピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルドとともに、K-1四天王として、”鉄人”アンディは日本の格闘技ブームを牽引した。
その人気ぶりは格闘技界の枠を越え、アンディの訃報は、各局報道番組のトップで報じられた。3日後の告別式もテレビで生中継され、マスコミは改めてその存在の大きさを伝えた。出棺時にはアンディのテーマ曲『ウィー・ウィル・ロック・ユー』が流れ、最後に「赤コーナー、180センチ、97.7キロ、K-1グランプリ’96王者、アンディ・フグ!」とコールされると、告別式に駆けつけた1万2千人ものファンは、涙ながらにアンディを見送った。




















![プレゼント・イベント情報などをメールでお届け! Sportiva 会員登録はこちら [登録無料]](/shared/images/bnr_aside_registration.jpg)

