アジア杯ライバル国分析。アギーレJにアドバンテージなし (3ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki photo by Getty Images

 9日に開幕戦を戦ったオーストラリアに比べ、日本のグループリーグ初戦は3日遅れの12日。つまり、日本よりも3日早くグループリーグを終えるオーストラリアは十分な試合間隔を取って、決勝トーナメントに向かうことができるのだ。韓国もまた、オーストラリアと同じA組に入っているため、この2か国が日程面でのアドバンテージを握っているのは厄介な条件だ。

 日本は韓国、オーストラリアとは準決勝まで当たる可能性がないとはいえ、準々決勝で対戦するC組(日本が1位で通過すればC組2位と、2位で通過すればC組1位と対戦する)には、イランをはじめ、UAE、カタール、バーレーンと一筋縄ではいかない曲者が揃う。

 果たして日本は、再びアジアの頂点に立てるのか。決勝は1月31日、シドニーで行なわれる。

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