【内藤雄士ゴルフレッスン】フェース面の向きを常に意識して練習を

  • 出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato   中山雅文●撮影 photo by Nakayama Masafumi

白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第10回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

  バックスイングの軌道をセルフチェック

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回のレッスンではスイングの基本的な部分(トップ&フィニッシュ)の形を整える作業を行ないました。今回は形だけでなく、体の動きに対してクラブが正しく動いているかどうかをチェックするポイントをお教えします。

白石あさえ:以下白石 はい。内藤コーチにチェックされながらやると自分でも格好いい形になっているなと思うんですが、一人だとそれが正しいのかどうかがわからないんです。

内藤 なるほど。特にビギナーの方は無駄に体が動きすぎていることが多いので、自分では教えられたとおりにやっているつもりでも、実際は動けていないことがほとんどですからね。大切なことは体とクラブの動きが同調すること。体に対してクラブは常に正しいポジションをキープできていれば、ボールに当たらないといったことはないし、大きく曲がるようなことも起こりません。

白石 今は内藤コーチが常に見てくれていますが、自分ひとりでもチェックできるようになるということですか?

内藤 そうです。ひとりで練習場でチェックできれば、上達も早まりますからね。ではバックスイングでのチェック方法から説明していきましょう。クラブを腰の高さまで上げたときのフェース面の向きに注目します。フェース面が体の正面側に向いているかどうかをチェックしてください。空(上)の方を向きすぎていたり、地面の方を向きすぎていないかを確認します。

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