可愛すぎる野球女子と話題の坪井ミサト。球速へのこだわりは本物だ

  • 田中亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

 モデル・女優として活動しながら、プロ野球の始球式で剛速球を投げる「野球女子」としても話題の坪井ミサトさん。小学校・中学校の9年間で野球に打ち込み、その経験を生かして2017年にはヤクルトスワローズの公認サポーターを務めるなど、あらゆる方面から野球の魅力を伝えている。現在の最速は107kmと、女子プロ野球の投手にも見劣りしないボールを投げる坪井さんに、剛速球の秘密を直撃した!

始球式で投げる剛速球が話題の坪井さん始球式で投げる剛速球が話題の坪井さん――野球を始めたきっかけは何だったんですか?

「兄が野球をやっていた影響で、小学校1年生の時に同じチームに入ったのがきっかけです。そのチームのコーチは父で、後に野球を始めた妹も含めてすごく厳しく指導されました(笑)」

――中学校でも男子に混じって野球部で活躍されたとのことですが、その9年間でピッチャーを務めたことは?

「ピッチャーは経験がなくて、基本は内野手でした。チームのキャプテンになった小学校6年生の時にはキャッチャーをやったこともあります。他にキャッチャーができる子がいなかったので試しにボールを受けてみたら、『お前で』と指名されたんです(笑)。監督の厳しい目がありましたから、『体にアザができる』といったことよりも、『絶対に(ボールを)後ろに逸らしてはいけない』という意識のほうが強かったですね」

――現在のようにピッチングに取り組むようになったのはいつ頃からですか?

「3年前に、ある番組の『稲村亜美より剛速球を投げる美女いる?』という企画に呼んでいただいて、そこで投げてからですね。4年ぶりにボールを投げたこともあって、球速は91kmしか出ずに(101kmを投げた)稲村さんには負けてしまいましたが、そこから球速アップを目指してトレーニングを始めました」

――その時から16kmも球速を上げたんですね。どんなトレーニングを行なっているんですか?

「2016年に岩隈久志投手(マリナーズ→巨人)が日本でオープンさせた、前田健太投手(ドジャース)などもトレーニングを行なっている『IWAアカデミー』に通っています。トレーナーの方に投球時の体の使い方などを指導していただいてから、すごく球速が伸びました。とくに私は、投げる時にグラブを外に開いてしまうクセがあったので、体にくっつけるようにしてから左肩の開きがなくなり、コントロールもよくなったんです」

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