中日・大野雄大の決意。「前田健太には負けたくない」 (3ページ目)
ふたりは2012年の8月に初めて投げ合い、大野が5回1失点で勝利。昨年は、4月の対戦は前田が勝利したが、9月の再戦では大野が完投勝利でリベンジ。通算では2勝1敗で大野が勝ち越している。しかし、世間の評価では前田の間にはまだまだ大きな差がある。だからこそ、今年の開幕のマウンドで前田に投げ勝ち、自らの可能性を示さなければならない。
「同世代には負けたくない。今は、何を言ってるんやと思われるかもしれないですけど、同世代の中で一番になって、日本一の投手になりたい。その先には海外もありますし」
今はまだ、大野の中に広がる壮大なストーリーの序章に過ぎない。2014年の開幕戦、前田との同級生対決を制し、次のステップへ。積年の思いを胸に、大野が3月28日、ナゴヤドームのマウンドに立つ。
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